天然食品からシャンプーとリンスを作ってみた
日ごろから使用しているシャンプーやリンスですが、裏の成分表を見てみると、色々な化学製品が入っていてあまりいい気分にはなりませんよね。
合成界面活性剤が長期的に皮膚に悪い作用を及ぼすのは何となく分かると思いますが、ネットで一々成分一つ一つを調べる気になれないと思います。
ボディソープもそうですが、なるべく添加物を排除し、天然の素材で界面活性作用をさせていきたいという思いが私を含め、多くの人が持っていることでしょう。
私自身、体を洗う部位ごとに使うものを変えるのが面倒ということもあり、髪も体もシャボン玉石鹸をメインで使用しています。
体もきれいになっている感覚はあり低コストで大変良いのですが、一つ問題があります。それは髪がごわつくことです。
純粋な石ケン素地の性質なのか、髪がアルカリ性に傾くことでキューティクルが開き水で流した後の感触が非常に悪くなるというのがあります。
最初はトリートメントを買うか悩みましたが、それではまた新たな添加物を塗り込むことになる…そう考えていたところ、どこかしらの情報で髪に酸性のものを塗り込み、弱酸性に戻してやるのが良いという情報を得ることができました。
私は日ごろからクエン酸を摂取しているので、それを何とか使用できないかと考えましたね。
その中でさらに色々情報収集していく中で、シャンプーもリンスも手作りできるということを知り、私もそれを実践した次第であります。
これを試してまだ3日ぐらいしか経っていませんが髪の感触は悪くありません。
では前置きはここまでにレシピ?をご紹介いたします。
シャンプー
・水…100cc
・重曹…1袋(25g)
・EXVココナッツオイル…10cc
・EXVオリーブオイル…10cc
・純粋はちみつ…10cc
・グリセリン…20cc
リンス
・水…100cc
・クエン酸…25g
・EXVココナッツオイル…10cc
・EXVオリーブオイル…10cc
・純粋はちみつ…10cc
・グリセリン…20cc
これらを容器に詰め込んでまじぇまじぇしたりシャカシャカしたりしたら完成。
ものすごくシンプルですよ…完成品はこんな感じです。
アルカリ性の重曹で汚れを落とし、酸性のクエン酸で髪をトリートメント。
そこを油やはちみつで保湿を行うという流れです。
シャンプーはシャボン玉石鹸と併せて使い、リンスは単体で使用します。
これらは使用後しっかりと洗い流します、油分で髪がギトギトになりますからねw
基本的に食べることができるものだけで作っているので、毒性の心配はありません。
ただ赤ん坊には使うのは避けましょう、蜂蜜のボツリヌス菌が悪さしますから。
それと、保存料がないので量を作りすぎない方がいいです。腐るということはありませんが、油が酸化しては効果を発揮しきれませんからね。
オリーブもココナッツもはちみつも、肌の保湿や抗炎症作用など多くの恩恵を与えてくれるので長い目でみて安全に使えそうです。
私もまだ実践して間もないので、これから効果を実感していこうと思います。
今回のシャンプーリンスに関しては、DIY精神が働いたというのもありますが、大企業の思い通りにはなりたくないという反骨精神が働いたというものがあります。
あと単純に、気づかないうちに体が化学製品まみれになるのも気持ち悪いですからねw
シャンプー、リンスだけでなく色々なものを自らの知恵で作り、なるべく自立して生きていきたいものです。
ではまた。